離婚後元旦那が金持ちに!!一度は放棄した慰謝料を請求できますか?

今までは、高校生になる子供といっしょに家族仲良く毎日過ごしていましたが、ある日、旦那さんの不審な行動から不倫疑惑が浮上してきました。

奥さんは旦那さんの怪しいと感じた行動について探偵会社に調査依頼したところ

出張期間後の空白の1日があることを突き止め、探偵会社よりその動かぬ証拠も手に入れました

旦那さんは当初浮気なんかしていないと完全否定していました。

しかし、探偵会社から提出された浮気の決定的な証拠を突きつけられると、もう言い逃れはできないと思ったのでしょう。

あっさり浮気を認めました

奥さんは、子供のためにも離婚だけはしないでおこうと何度も自問自答した結果、最終的には旦那さんが浮気をしたことをどうしても許すことができず、離婚を決意しました。

結婚生活18年の夫婦が離婚することになった

写真11(人形)

離婚の条件として、「子供の親権は奥さんが持つ。ただし、子供が大学を卒業するまでの生活費と学費は旦那さんが支払う。奥さんは旦那さんに対し、慰謝料の請求はしない」というものでした。

この内容で、書面を作成して、旦那さん奥さんとも署名捺印して離婚しました。

これが2年前の出来事です

写真12(家庭裁判所)
元旦那さんは、離婚当時、銀行預金はほとんどありませんでしたが・・・

なんと!!

昨年末の年末ジャンボ宝くじで1億円当りました

この事実を知った元奥さんは、離婚当時はお金が無かったので、慰謝料を請求しなかったけれど、今お金持ちになったのだから慰謝料5000万円請求しました。

しかし、元旦那さんは、

『今さら慰謝料の請求はできないよ。離婚のときに慰謝料は請求しないという一筆書いてあるんだから』

という主張をしています。

元奥さんは、悔しくてたまりません。

毎日、元旦那さんからお金を貰うことばかり考えています。

しかし良い考えが浮かびませんでした。

そこで、元奥さんは弁護士の先生に相談することにしました。

1慰謝料の請求に時効あるのですか?  

弁護士さんは、「請求できることを知った日から3年ですよ」と言ってくれました。

ひと安心。

しかし・・・・

2 離婚時に離婚条件の書面に署名捺印したんですけれど・・・・

弁護士さんは、「書面に署名捺印?それはまずいな〜」と言いました。3

3書面は証拠になりますよ!

口頭では、「言った! 言わない!」の話になるので証拠にはなりにくいですね。

しかし、書面は「動かぬ証拠」になりますよ!

4 まとめると・・・

元奥さんの慰謝料請求は、時効にかかっていなかったのですが、離婚条件の書面に署名捺印がしてあります

この書面には慰謝料を請求しない旨が書いてあるので、慰謝料の請求権を放棄したことになってしまいます。

放棄をしたらそれを撤回することはできません

元奥さんは、現在、元旦那さんはお金持ちになっていますが、元旦那さんに対して慰謝料を請求することができません。

元奥さんにとっては大変残念です。

書面で約束することや権利を放棄することは十分注意しなければなりません。

「覆水盆に返らず」、「後の祭り」ということにならないよう、証拠となる書面の取り交わしについては、内容を見てすぐに判断をしない方がいいでしょう。

署名捺印は、後日にするぐらいの慎重な行動を取る必要があると思います。

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