本をくれるって約束したのに嘘つかれた!!酔っ払った時の売買契約は無効?有効?

私はいつものように近所に住む友人と居酒屋に飲みに行きました。

話が盛り上がってきたけれど、まだそんなに酔っていないときに友人は、今では手にいれることが難しい本を買って読んでいると言って、そのあらすじを私に語り始めました

写真(居酒屋)

その話を聞いた私はその本が欲しくなり、友人に10000円でその本を買いたいと提案。

友人は、10000円で売るよとの良い返事!。

私は、「今日はお金を持っていないから代金は明日払うよ」と言ったら友人はOK!しました。

それで、次の日、私は、欲しい本が手に入れられると思いワクワクしながら、10000円を持って友人宅を訪問。

昨夜話していた本をもらいに来たと友人に言うと、友人は、「この本は売らない」と言ってくるのです。

そして、「酔っ払っていた時の約束だからね。酔っ払った時の売買契約は無効だよ」。との言い草。

『なんてことだ!!』

心の中では、私は「本を渡せ! 約束違反じゃないか!」と憤慨していましたが、感情的になってはいけないと思い留まり気持ちを落ちつかせるために一度帰宅。

代金の支払と同時に友人を説得して本の引渡をしてもらえる作戦を練りました

調べると意思能力という言葉が出てきます。

「意思能力」とはどんなもの?

「意思能力」とは、一般的には、自分のとった行動の意味がわかり、その自分の行動の結果、どのようになるかということが認識できる能力です。

例えば、幼児が現金を持って、何万円もする商品を買うといっても、幼児には買うという意味はわからないので、意思能力はないと判断され、売買契約は無効になります。

(読みかえれば、意思能力があれば、売買契約は有効になります。)

意思能力があるかないかの判断基準は?

泥酔でなければ「意思能力」ありです。

この事例の場合、友人は、まだそんなには酔っ払っていない状況だったので、「意思能力はあった」と判断されます。

そんなに酔っ払っていない状況だから、本の売買、代金10000円をもらうかわりに本を引渡すという行為については十分理解できていました。

意思能力ありの場合は

その当時、居酒屋で、飲んでいたとき、私は、この本の売買契約において、必要な「意思能力は友人にはあった」ということを主張し、この本の売買契約は有効ですと説明してください。

代金を支払い、友人が所有している本を自分に引渡すように促し、本を受取ることができます。

 写真(代金と本)

この件を通して学んだこととは・・・

飲みすぎて、ベロベロで、泥酔状態の場合は、「意思能力」が無いので、売買契約は無効になります。

酔っ払うと、いつもより気が大きくなる傾向があるので、大切な話は、酒を飲んでいないときにするのがベストです。

酔っ払っていても「意思能力」ありとなれば、契約は有効になります。

原則、未成年者の契約は取消すことができますが、成年者の契約は取消すことができないので注意して下さい

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