連絡網を使って「セールス活動」する保護者!どうにかならないの?

最近は個人情報保護の名のもと、緊急連絡網などを作らない園や学校が増えてきました。

優子さんの子どもさんが通う幼稚園でも緊急連絡網を作らなくなりました。

しかし、お互いの連絡先がわからず、急な連絡が取れないなど、たいへん不便さを感じていました。

ある日、ママ友とお茶をしていたら、それが話題にのぼり、その中のリーダー格の愛さんが父母の会の会長だったことから、思い切って緊急連絡網の作成を提案してみました。幼稚園の方には愛さんが掛け合ってくれることになりました。  

幼稚園の方からは「承諾を得た保護者だけ」という条件で許可を得ました。

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条件付きで連絡網が作られた

同じ思いの人も多かったようで、保護者会では賛同する保護者が多く、早速連絡網を作ることになりました。  

しかし、その連絡網ができてからというもの、普段挨拶すら交わしたことのない保護者から緊急でもないことで電話が来たり、お茶会の誘いなどを受けたりするようになりました。

同じクラスの亜紀さん。保護者会に来たこともなく、それほど話をしたこともありません。

それなのに、連絡網ができた途端、急に電話がかかるようになりました。

泣き落としセールス

ある日お茶に誘われ、話を聞いてみると、化粧品のセールスでした。

断ると「お願い。ノルマ達成しないと肩身が狭くて。」と泣き落としです。  

もっとすごいのは恵梨菜さん。

突然家にやってきて上がり込み、自分が属する某宗教の本を買ってほしいと言って帰りません。

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優子さんだけでなく、他の保護者も同じような「被害」に遭っているようで、今度は怒りと不満の声が上がり始めました。

結果として、父母の会の会長である愛さんが非難され、槍玉にあげられることになったのです。

結果、連絡網作成の提案をした優子さんは愛さんとの関係が悪くなり、ほとほと困っています。

 

「迷惑な保護者」に対処方法

でも、連絡網がないと困るし、こうした「迷惑な保護者」に対処する方法はないでしょうか?

 宗教の勧誘やセールスは嫌なのであれば、きっぱり断りましょう。

優子さんがされたように、化粧品を紹介されたり、自分の仕事を紹介したり(ネズミ溝)する保護者もいらっしゃいます。 付き合いだからと、一度購入してしまうと、ずっと付き合わされることになってしまいます。

優子さんには今でも亜紀さんから案内のメールが入るそうです。

まだ購入はしていませんが、毎回セールスされるのがショックで、こういう付き合いは正直苦痛です。

セールスはあくまでセールス。

そんな付き合いは必要ありません。

何度断ってもしつこくセールスをするようであれば、「文書」で迷惑だということ、二度とセールスの電話を入れないでほしいこと、家に来ないでほしいことを申し入れてください。

それでもセールスが続くようであれば、相手からの電話や訪問の日時、会話の内容を記録して、目に見える形で証拠を残してください。

それらが、通常のコミュニケーションの範囲を超えて、優子さんの生活の平穏を脅かすような頻度であれば、それ自体が不法行為とみなされ、法的な対処を取ることが可能です。

法的な対処とは

具体的には、不法行為に対する損害賠償を請求します。

損害は精神的慰謝料です。

もうひとつは、優子さんの家に電話をかけたり、訪ねてくることを禁止する裁判所の仮処分命令を求めて、申立てすることができます。

ただし、この申立てができるのは、電話や訪問の時間や回数が頻回で、優子さんの生活の平穏を脅かしていると認められる場合です。

それほどではない、という場合にはやはり毅然とした態度を取るなど、現実的に取れる対策を考えなければなりません。

 

例えば、園に申し入れをして、相手の家庭を連絡網の最後にしてもらうなどの手を打てば、「連絡かもしれない」と相手の電話に出なくて済みますね。

現実的に取れる対策とは

同時に、幼稚園に警告を依頼するのはいかがでしょうか。

他の保護者が被害に遭うのを防げますし、「幼稚園からお知らせがあったけど、これってどうなのかな?」と言って、自分自身も断りやすくなります。

他に、ナンバーディスプレイを利用するなどして相手に電話に出ないようにする、受信拒否登録サービスに登録する、インターホンで相手を確認して出ないようにするなどの自衛策を講じることも有効なのではないでしょうか。

しかし、逃げてばかりはいられない、同じクラスだし、しつこく誘う保護者と上手く付き合いたいというのであれば、逃げることではなく、「そういう事は関係ないお付き合いでお願いします」と伝わるようにしていくのが一番だと思います。

毅然とした態度で、決してつけ入る隙を与えないことです。

それで離れていってくれるなら、かえってラッキーだと思いませんか?

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