子供守るため犬を蹴ったら訴えられた!ノーリードで散歩中のトラブル

典子さんは昨日3歳の娘の舞ちゃんと車で10分程の公園へ散歩に出かけました。

広い公園で、犬を散歩させている人が結構います。

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娘は犬を触ったりはできませんが、公園では犬を放すのは禁止です。

舞ちゃんもすれ違う分には平気でした。

舞ちゃんと散歩していると、
目の前10メートルくらい前に

ノーリードの犬が飛び出してきました

突然のことに私は一瞬立ちすくんでしまい、舞ちゃんは怖がって、来た道を走り出しました。

するとその犬が舞ちゃんに向かって走り出し飛びかかってきたのです。

舞ちゃんより大きな犬です。

典子さんはとっさに飛びかかった犬を蹴ってしまった

何回か蹴り、犬はようやく舞ちゃんから離れ、逃げていきました。

典子さんと舞ちゃんが震えていると、
飼い主の60前後の女性が「うちの子に何するの!?」と叫びながらやって来ました。

典子さん**「うちの娘が・・」と言いかけると・・・。

飼い主**「うちの子はお宅の子どもが走ったから
     じゃれついただけじゃない!

     あなた、犬を蹴ったら動物虐待よ!

     犯罪よ!

     わかってるの?

     知り合いに警察がいるから通報するからね。」

        

典子さん**「この公園で犬を放してはいけないんですよね?
       あなたがルール違反じゃないんですか?
       それに飛びかかられて
       娘は足を擦りむいているんです!」

飼い主**「写真を撮るのにちょっと放しただけじゃない。」
      と謝罪の一言もありません。

      さらに散歩仲間達に

飼い主**「この人、うちの犬を蹴ったのよ。
      この犬は人懐っこくて絶対に人を噛んだりしないのに、
      蹴るのはあんまりだわ。」
など・・。

 

大きな声で言いたてて、悔しくて泣けてきました。

犬は痛そうにしていましたが、ケガをした感じではありませんでした。

しかし、その飼い主に、病院に連れて行くので後で治療代を請求すると言われました。

典子さんは全然知らない人でしたが、飼い主は典子さんを見かけた事があり、家も知っていると言われました。

後日犬はあごを骨折していたとのことで、飼い主は怒り心頭です。

 

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治療代を請求されましたが支払うべきなのでしょうか。

飼い主が、ノーリードだったから起こったのではないかと思うと、今回のことは 全然納得がいきません。

娘は幸いにも擦り傷で済みましたが、責任を追及されるかと思うと心が重い毎日です。 

親が子どもを守ることは当然の義務です。

したがって典子さんが子どもを守るために、犬を撃退したということは親として当然の行為であると言えるでしょう。

しかし、典子さんの行動には、法的に少し問題があります。

まず、その犬が本当に典子さんの子どもに敵意を持って向かってきたのかということです

大型犬ですから、子どもに噛みついたら大けがするのは間違いないでしょう

噛みつかれた場所や傷の深さによっては命の危険もあります。

その大型犬がどう猛であることが証明されれば、典子さんの行為は子どもを守るための行為だったとして、損害賠償などの法的責任は追及されないことになります。

もし、見間違いだった場合や、どう猛なのではなく、愛情表現として近づいてきたのを勘違いしたのであれば、状況は変ってきます。

その点については犬に「本当のところ、どうだったの?」と聞いたところで返事があるはずもなく、実際の姿から推測するより方法がありません。

飼い主の証言、過去やその後の犬の状況から判断して、見間違いや判断の過ちについて検討しなければなりません。

今回のケースは、飼い主がこの犬は人懐っこくて絶対に人を噛んだりしないのに」と言っています。

しかし、危険性は絶対になかったと証明することも難しく、とっさの出来事で、危険性や不安感が働き、身を守る行為に出ることは人間の本能ですから典子さんばかりが責められることはないでしょう。

その前に、この大型犬はノーリードでした。

飼い主は大切な犬をケガさせられたと大騒ぎをしました。

典子さんの責任を追及していますが、犬をリードもつけず放していた飼い主の責任も問われるべきだと思います。

たとえ犬がどう猛でなく、敵意がなかったとしても、飼い主の責任が第一です。  

今回のケースは、飼い主には多くの人が集う公園で犬を放していた、という法的責任があります。

一方、典子さんにも飼い主の大切な犬に危害を加え、ケガを負わせたという責任があります。

民法の722条2項 双方話し合いになった場合には、双方の責任を相殺することになります

ですから、たとえどちらか一方が責任を負うにしても、おそらく高額な損害賠償額にはならないと思います。

飼い主が話し合いに応じない場合は、大型犬を放していたことで、子どもが危険にさらされたことに対する責任を追及することです。

それでも放すようであれば、自治会や警察などに相談してリードをつけるように申し入れをしてもらうといいでしょう。

子どもの安全のために話し合いの場を地域で持つことは必要だと思います。

One Response to “子供守るため犬を蹴ったら訴えられた!ノーリードで散歩中のトラブル”

  1. MAKO より:

    この場合、典子さんには、全く罪はありません。完全な正当防衛です。だいたい大型犬を公園でノ―リードでは、非常識はなはだしい行為です。ふだん大人しい犬であっても所詮は獣、何時急変して襲うかは解らないものです。

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