夫婦・親子間でも許せない!!勝手に手紙を見るという行為どうすればいいの?

貴志さんのお悩みです。

妻が私宛の手紙や子供宛の手紙を勝手に開封してしまいます

請求書等ならまぁ仕方ないと思うのですが、友人からの手紙まで開けてしまうのです。

 注意したり怒ったりしても「やましいことがなければ別に平気でしょ?」と涼しい顔。

子どもはさすがに半狂乱で怒りまくっています。

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2015-06-11 13.20.26

さすがに 訴えてやるとまでは言いませんが・・・。法律的にはどうなんでしょう?

いくら家族といえどもそういう行為は許されるべきではないと考えているのですが。

お気の毒です。

手紙を勝手に開けられると誰でも腹が立ちますよね。

家族といえどもお互いのプライバシーは守るべき

現在は電子メールで連絡を取る人が増えています。

電子メールは、たとえ見られたとしても、差出人のメールアドレスが男性か女性か特定しにくく、携帯電話も表示されるのは相手の電話番号と自分のメモリーに記録している名前だけです。

他人が見てもわからないような名前で登録しておけば本人以外には誰だかわからない¥です。

ところが手紙は内容はもちろん、それが誰からなのか一目でわかってしまうのです。

まだ手紙が一般的だったころ、浮気相手に男性の名前で手紙を出すように指示していた人がいると聞いたことがあります。

そうやってばれたのかばれなかったのかは聞かなかったのですが、話を元に戻しましょう。

このケースのように手紙を本人以外の人が開封してしまうと「この罪は家族間にはこれを適用しないなどの例外は認められていませんから、たとえそれが夫であっても妻であっても子でも、宛名人以外の人が開封することは認められていません

罰金刑が科せられる!!

刑法133条によると、

正当な理由がないのに封をしている信書(手紙)を開けると、1年以下の懲役または20万円以下の罰金刑が科せられるようです。

信書とは「特定の人から特定の人に宛てた意思を伝達する文書」のことで、手紙や<はがきなどもこれにあたります。

よく「親展」と赤字で封筒の表に印字がしてあったりするのを見かけますが、そのように書かれていなくても、封がされてある通信物はすべて信書だと考えていいでしょう。

例外的に病気で開封できない状態であったり、あるいは中身が緊急性を要する内容で宛名人が海外などに出かけていて誰かが急いで処理しなければならないときは、「正当な理由」として開封が認められます。

「信書開封罪」は親告罪なので、被害者が訴えなければ罪にはなりません

今回のケースの場合、被害者は開封された夫貴志さんやお子さんだけでなく、それを送った発信者も被害者にあたる発信者が奥さんを訴えることも可能です。

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貴志さんには訴える意思はないようですが・・・。

ちなみにお子さんの場合、お子さんが未成年で、それが親権行使の範囲内であると認められれば罪にはなりません

親には子どもが正しく成長するよう見守り、サポートする義務があります。

「親権」とか「監督権」とか耳にしたことがありませんか?

「心配してやむにやまれず封を開けました」と監督権の範囲内の行為として認められるかもしれません。

しかし、そうするのなら、お子さんにはお母さんから「お母さんはこういう気持ちでやったんだ。」ということをきちんと話す努力をするべきだと私は思いますし、できることなら開封するという行為の前に、親子で話し合うという方法を取ってほしいと思います

憲法でも通信の秘密というものはとても重要とされ、21条では表現の自由と並んで通信の秘密の不可侵がうたわれています。

たいへん細かいことですが、時折パートナー宛の封筒を、太陽や電灯の光に透かして中の手紙を読もうとする方がいらっしゃいます。

これは罪になるのか?

もし、こうやって中の手紙を読んでしまっても、先に述べた刑法133条にはあたらないことを付け加えておきます。

だからといって人の手紙を無断で読むなどという行為は、やはり夫婦・親子であってもお互いの信頼関係を損なうことになりかねませんのでしないほうが賢明だと思います。

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2 Responses to “夫婦・親子間でも許せない!!勝手に手紙を見るという行為どうすればいいの?”

  1. 加藤道代 より:

    ひとの手紙やメールを勝手に読むという行為は いくら親子・夫婦の間であっても 許されない行為だと わたしも 思います。
    もし 仮に 読んで 何かとんでもない、知りたくなかったことが 書かれてあったとしても それは 勝手に読んだ当の本人が悪いわけであって、人のプライバシーを侵害した罰だと わたしは考えますね。

  2. ゆき より:

    もう10年以上前から母親が私宛の手紙や封筒を勝手に開けてしまうのとそれを私に渡さず隠し持ってしまいます。私は一向に届かない封筒を不審に思い母親に攻め立てましたが「そんなの知らねー」の一点張りです。そしてとことん追求していくと母親が祖母のとこへ私宛の封筒を渡して隠してしまうのです。
    原因は「昔から信用がないから」とその様な行為を勝手にやるのです。
    心配してくれるのはとてもありがたいのですがもうそんな歳ではないしこんな事される様じゃいつまで経っても自立すら出来ません。しかも会社や請求書や機密書類まで開けて見ちゃうのでプライバシーもへったくれもなくかなり悩んでます。一度家を出て離れたのですが結局引っ越した先には定期的に来るし勝手に郵便物を開けちゃうので意味なかった。母親には何度かこの法律があるのを伝えたのですが「そんなの知らねー!関係ねー!お前が信用ねーからだ!」これのループです。どうしたら良いですかね?

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