マンションなどでのご近所トラブル!上の階の物音がウルサイ!

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騒音問題

上の階の子供が走り回る音で勉強ができない!

分譲マンションや賃貸マンションなど、それなりの防音設備がしてあるにも関わらず、周りの騒音と言うのは気になる事があります。

それに、一度騒音が気になってしまうと、余計に騒がしく聞こえてしまったりしてストレスに感じる事さえあるでしょう。

ましてや、それが日中であっても、勉強などをしていれば騒音として迷惑になるでしょうし、夜中まで続くとなれば、睡眠の妨げになったりなど…

中には、注意しに言ったはいいものの、「子供が騒ぐのは仕方ない!それぐらいで文句を言わないでほしい」と反論されてしまうケースもあるかと思います。

対処方法はあるの?

こういった場合、どのような対処ができるのか?

騒音に悩まされている方にとっては、深刻な問題です。

しかし一方で、音の聞こえ方と言うのは人それぞれです。

例えば、自分の子がピアノの練習をしている音はうるさいとは感じないけれど、隣から聞こえてくるピアノの音はどうですか?

同じ音でも、他人というだけでうるさく感じたりするものでもあります。

また、相手が周りに配慮する姿勢かそうでないかでも感じ方は異なるかと思います。

例えば、騒音を出している上の階や隣の人から、「いつも子供がうるさくて迷惑をかけて申し訳ありません」などの一言や、「近々、ピアノの発表会があるので家でも練習しているため、日中だけですが、ご迷惑をかけてしまいます」などの配慮があれば、少しは理解ができるのかと思います。

また、このような騒音の問題は、共同で生活するマンションなどではある程度は仕方のない問題であり、多少の我慢は求められるところでもあります。

それでも、騒音が気になる場合には、管理人さんや大家さんなどに対して、朝晩は静かにするように注意してもらったり、床に防音マットやじゅうたんを敷くようにお願いしてもらうといいでしょう。

因みに、私が住んでいるマンションでもこのような問題はあります。

うちにも6歳と4歳の子供がいるので気を付けないといけませんが、他にも子供がいる家庭が何軒かあります。

そして、つい最近ですが、ポストに騒音についての手紙が入っておりました。

「共同住宅で心地よく暮らすためのお願い」と題した通知でした。

内容は、お子様が走る音や大人が歩く音、椅子を引く音、夜中の話し声などは響く事があり、騒音となる事があります。
カーペットなどを敷くなどして防音対策をして下さい。
といような内容でした。

うちだけの問題ではないのかもしれませんが、やはり周りには配慮するべき問題ですね。

そこで、我が家では既に防音マットを敷いておりましたが、やはり子供の足音は響く事がありますので、リビングだけでなく廊下にもマットを敷き、なるべく家では走らないように注意をしました。

また、それ以降の注意は受けておらず、騒音トラブルはおさまったようです。

このように、直接ではなくても、管理会社や管理人さんなどのお願いすることで、問題が解決する事もあります。

まずは、このような対策をとってみるのがいいでしょう。

しかし、注意をしたけど何も対策をしてくれない場合はどうでしょうか?

また、対策をしたにも関わらず、それでもなお苦情を言ってきた場合はどうなるのか?

どれくらいのレベルが騒音被害となるのか?

人は生活するためには、誰もが生活音を出してしまいます。
そして、それが通常の生活音であり、防音対策をしているとなれば、共同住宅に住んでいる以上は多少の我慢はしなくてはいけないところです。

しかし、何ら対策をしてくれず、朝から晩まで騒音被害にあっているとなれば話は別です。

このケースのトラブルにおいては、実際に損害賠償を求めて認められたケースもあります。

なお、裁判となった場合、悩まされている騒音や振動が通常人として我慢できない程度に達しているかどうかが問題となります。

そして、具体的な騒音についての基準は、地方自治体が条例等で定めています。
その基準によって、受忍限度を超えているかどうかが判断されます。

また、定めていない場合には、裁判所の判断基準となりますが、構造上の問題や音の性質、加害行為の有用性や妨害予防をしているか?手軽にできるかどうか?

被害の程度や期間、その他主観的、客観的な事情が考慮されます。

そして、これらの要件を総合的に判断して、通常の感受性を基準としても受忍限度を超える騒音や振動であれば、生活妨害として損害賠償請求を認めています。

よって、注意を促したのに「構造上の問題だ!」とか「子供の走る音くらい我慢しろ」などと言い、毎日のように朝から晩まで物音や走る音が止まらないような場合には、受忍限度を超えていると言え、親に対して損害賠償請求ができます。

なお、実際に騒音被害となるかは一度業者などを読んで音の大きさを調べてもらい、諸々の事情を専門家に相談してみるといいでしょう。

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