セックスレスを理由に離婚できるのか?

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7合成
性交渉拒否も離婚原因になる!

お見合い結婚したなど、中には交際期間中に性交渉をせずに結婚した方もいるでしょう。
そして、結婚したはいいものの、結婚後もなお性交渉を拒否されてしまっている。
また、子供は産んだものの、その後の性交渉に応じてくれないなど…

このようなお悩みを抱えている方は意外に多くいらっしゃいます。
しかし、いくら夫婦とはいえ、こればかりは一方的にどうこうなるものではありませんし、人に相談したくてもできない方も多くいらっしゃいます。

更に、勇気を出して夫婦で話し合いをしようとしても、相手は「性交渉だけが夫婦じゃないでしょ」なんて理由で話し合いを打ち切られてしまったりするケースは多くあります。

確かに相手の言うとおり、それだけではないにしても、夫婦なら当たり前の事では?と考えてしまう方もいるかと思います。

ましてや、子供が欲しかったのに拒まれ続けるなんて事になれば、そんなことなら離婚したほうが…、結婚した意味がないと思われる方もいるでしょう。

セックスレスで離婚できる??

では、このような夫婦のセックスレスですが、これを理由に離婚はできるのでしょうか?

結論から言うと、性交渉の拒否を理由に離婚はできます!

実際に、私が勤務していた法律事務所でも、このようなご相談から離婚をされた方がいらっしゃいました。
ただし、セックスレスとなった背景には、様々な事情や理由がある事が多く、逆に、相談を良い機会として、夫婦で話し合われて解決された夫婦もいらっしゃいました。

ですから、辛抱強く、長い時間をかけて夫婦で話し合う事もとても大切です。
また、この問題に関しては、男性側が性生活への不満を持たれる事が多いのですが、少し女性側に寄り添って考えてみるのもこの問題の解決への糸口になるかもしれません。

話し合いしても拒み続けられる!もう離婚したい!

まず離婚するには民法770条のいずれかに該当する事が必要です。

そして、その中には「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」という規定があり、性交渉の拒否はこれに該当します。

ただし、性交渉が傷病や高齢など、身体に危険である場合や妊娠中などで母体に悪影響を及ぼす可能性がある場合などは、正当な理由があっての拒否となるため、離婚の原因とはなりません。

更に、結婚をするにあたり、性交渉をしないと約束して合意していた場合も正当な理由となります。

ですが、このような正当な理由がないにもかかわらず性交渉を拒否し続ける場合には、拒否された方はこれを理由に離婚する事ができます。

なお、当たり前ですが、一度や二度断られたくらいでは認められません。
お互いに人間ですから、気分や体調などで拒否したい時もあります。
ですから、一年以上とか、数年にわたって拒否されている場合には認められる事になります。

因みに、いくら断られるからと言って、強引に!というのは夫婦であっても認められません。
当たり前ですが、交際していようと夫婦であろうと、強要するような行為はアウトです。
暴力などで無理やりなんてことは「強姦罪」となりますのでやめましょう。

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