子供が欲しくて結婚したのに…つくれない事を隠されていた

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6合成

子供がつくれないなら結婚なんてしていなかった!

何かしらの原因で子供ができない夫婦は増えています。

しかし、結婚する前からその事実が分かっているというケースはどうでしょうか?

それでも同意のうえで結婚して円満な生活を送られている方もいるでしょう。

けれど、何も知らされずプロポーズされ、子供を産む事を望んでいたのに叶わないとなると、何だか詐欺にでもあった気がしませんか。

というのも、婚姻するという事は、子を産む事を前提としている女性や男性も多く、自然な事だと考えられます。

しかし、性的不能だと知りながらもそれを隠して結婚を申し込まれていたとしたら、その事実を知った一方はどう思うのでしょうか?

子供を強く望んでいた方であれば、それを原因として夫婦の仲が上手くいかなくなる事も考えられます。
実際に、このような事ですれ違い、夫婦仲がギクシャクするケースもあるのです。

中には、婚姻生活においては子供だけが全てではない!と思われる方もいるでしょう。

けれど、子供を産みたいと思う事は自然な事であり、結婚するにあたりその期待は多くの方が持つものです。

ですから、婚前から子供ができない体であると知っていたにも関わらず、隠すという行為はある意味詐欺にでもあったように感じる人がいたとしても非難できませんね。

つまり、子供を強く望んでいたにもかかわらず、性交不能という事実を隠されて結婚した場合、民法第770条の「その他婚姻を継続し難い重大な事由がある」として、離婚は認められると考えられます。

また、それが原因で婚姻生活が上手くいかず破綻した場合にも、同様に離婚が成立すると考えられます。

ですから、もし婚姻前にその事実を告知されていたら、結婚なんてしていなかった!という主張は通る事になるでしょう。

性的不能で離婚なんてわがままだ!逆に慰謝料を請求された

相手によっては、性的不能であることを告知しなかったにも関わらず、「結婚は性生活や子供だけではない」と主張してくる方もいるでしょう。

更には、「そんな事で離婚だなんてただのわがままだ!」、「わがままで離婚するなら慰謝料を払え」なんて主張してくる方もいるのです。

その一方で、逆に、告知されなかった側だって黙ってはいられません。

「むしろ、重大な事実を隠されて何も知らずに結婚してしまった。知っていたら結婚はしていなかった!だから、慰謝料は告知しなかった相手こそが私に払うべき!」

このように、お互いの主張が対立するケースはよくあります。

どちらが慰謝料を払うべきなのか?

まず、既に説明したように、性生活や子供だけが夫婦でないにしても、それを告知されなかった事で夫婦の仲がギクシャクしてしまう事はあります。
そして、それは婚姻が継続し難い事由があるとして、離婚が認められる事になります。

ですから、離婚の原因を作ったのは、当然ですが告知しなかった方となります。
一方の告知されなかった側は被害者なのです。

よって、「わがままで離婚するなら慰謝料を払え」なんて主張されても、払う必要はありません。

逆に、被害者である側にこそ、慰謝料を請求する権利があります。

実際に、裁判でも性的不能を告知しなかった夫に対して妻が離婚請求と慰謝料請求をして認められた事があります。

その判例では、夫婦の一方が性生活を求めることを「性交請求権」とし、夫婦間の性交渉は婚姻生活の中では重要であるとしています。

よって、婚姻前に性交不能を相手に知らせない事は不法行為となり、損害賠償及び離婚事由になるとされました。

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