借金を返せないと思い込んでいませんか?自力で借金を解決する方法 !行動を起こせば借金は解決できる| ウルトラ弁護士ガイド
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「借金が払えなくて、もうどうにもならない!」と諦めている方は少なくないでしょう。
実際に「返せると思っていたけど先が見えない!」という声をよく聞きます。
カードローン・・・
事業の借金・・・
友人からの借金・・・
消費者金融からの借金・・・
原因は様々ですが、「もうどうにもならない!」と思っているなら、それは自分の思い込みです。
借金は解決できます!
お金に苦しむことのない生活をするために、何をしたらいいかを説明します。
あとは行動を起こせば、借金は解決できます!
目次
借金が払えない場合の解決方法を知っておく!債務整理の種類
自分で解決するにも、まずはどんな解決方法があるのかを知っておきましょう。
債務整理には3つの手続きがありますが、その中でも任意整理と自己破産という方法をここでは主に紹介します。
なお、個人再生という手続きもありますが、これは弁護士のサポートが必要です。
たくさんの書類を集めて申立書を作るだけでも一苦労。
裁判所に申し立てをしたとしても、再生委員(返済計画を調査する人)の費用を支払わなくてはいけません。
その額約20万円程度。
また、個人再生を利用するには条件を満たさないといけませんし、一定の収入も必要となります。
全ての人が使える解決方法ではないため、自分でできる解決方法としては勧められません。
詳しく聞きたい人は、弁護士の無料相談を活用してみましょう。
関連ページ:借金問題を得意とする弁護士事務所の一覧
では、ここでは任意整理と自己破産について説明していきます。
任意整理・自己破産で借金を解決できる!
任意整理は、債権者と直接交渉して、無理のない返済計画を受け入れてもらうものです。
これをやらないで今まで通りに返済しても、失敗する可能性が高いからやめましょう。
自己破産は、裁判所を使う手段になります。
収入と借金の額から判断して、返済することができない状況だと裁判所が認めれば、「借金の返済をしなくてよくなる=借金がチャラになる」という手続きです。
まずは、こういった解決方法があることを知っておきましょう。
任意整理か自己破産のどちらを選択すればいいの?
じゃないと、また自分で自分を追い込んでしまうだけだからね。
自分の借金をどんな方法で無くしていけばいいかなんて簡単に素人が分からないよ。
いくつかの事例をあげて説明するから読んでみてほしいんだ。
収入ごとの事例〜収入額・借金額・支出から判断する
借金の解決方法を選択する際にポイントとなるのは、基本的には収入額と借金額、支出です。
仮に任意整理をした場合、月々10万円を返せたとしても約9年もの期間がかかります。
因みに、実際には利息が入ってくるからもっとかかることなるのです。
300万円の年収ですから、月々の収入は25万円。
月々の返済が10万円になるため、手元には15万円しか残りません。
そこから税金や食費、場合によっては家賃や水道光熱費などを支払う必要があります。
かなり厳しいでしょう。
そんな生活を9年以上もできるでしょうか。
そうやって返している人もいるのかもしれませんが、解決できている人は限られています。
途中でまた借りちゃったりして、計画通りにいかずに振り出しに戻る人の方が多いのが現実です。
このような場合、任意整理はベストな方法ではありません。
そうなると、じゃあこの人はどう解決するのがいいと思うかな?
この場合には自己破産です。
自己破産への抵抗とか心配とか色々とあると思いますが、冷静に考えてみてください。
自己破産は国が認めている手続きです。
心配するようなことはありません。
関連ページ:ローンや借金の返済が厳しい方!自己破産をした方が良いケースもあります。
3~5年以内に返せないような借金額なら自己破産を!
3年~5年以内に返済できないような借金なら、裁判所は基本的に自己破産することを認めています。
つまり、3~5年以内に返せないような借金額なら、「それはもう返せない金額!」ということを裁判所が言っているようなものです。
それなのに無理して9年以上もの歳月をかけて返済することはベストな方法ではありませんね。
借金の解決で肝心なのは、どんな方法であっても自分にとってベストな方法を選択することです。
そうでなければ借金の問題は解決することはできません。
自己破産するべき状況なのに迷って借金生活を続けていることは、債権者の思うつぼです。
債権者である消費者金融やローン会社とかは、自己破産される事を恐れています。
実際に、同じような状況から解決できたケースを紹介します。
ベストな選択をすれば、必ず解決はできるんです。
きっと考え方が変わると思うから目を通してください。
【参考ページ】
年収300万円以下のOLさんの借金解決事例
十分な収入がない人でも借金は解決できるのか?低収入のフリーター増加とともに借金苦に陥る若者が増加!
多額の借金から再起できた解決方法とは?ただの見栄っ張りで1500万も借金!
年金受給者・生活保護受給者は借金生活から抜け出すことはできるのか?
自分でやる債務整理のやり方
債務整理の中でも「任意整理」と「自己破産」を自分でやる場合の方法を説明します。
まずは、任意整理か自己破産のどちらが自分にとってベストな解決方法か判断しましょう。
重要
または、収入はあるけど返済するのに5年以上かかるような借金額なら自己破産を選択しましょう。
逆に、無理のない返済で3年程度で支払いが終わる場合には、任意整理での解決が望めます。
もしも、この判断が自分では難しい場合には、弁護士に相談しましょう。
相談だけなら無料です。
自分の場合の債務整理方法について聞いてみてください。
次に、債権者となる消費者金融やローン会社に問い合わせして、現段階での残高を出してもらいましょう。
ここまでは任意整理も自己破産も同様です。
自己破産のやり方
自己破産は裁判所での手続きになります。
よほどややこしい事情がなければ、自己破産手続きは自分でもできる手続きです。
裁判所に行けば、申立書も貰えます。
書き方や必要な書類等の説明もしてくれるので、裁判所に問い合わせてみてください。
なお、自己破産手続きをする場合には、裁判所に費用を支払うことになります。
約2万円くらいですが、詳細は裁判所に問い合わせていくら必要になるか聞いておくことをお勧めします。
関連ページ:住宅ローンや借金の返済が厳しい方!国が認める自己破産制度で借金を無くす!
任意整理のやり方
債権者となる消費者金融やローン会社に連絡することからスタートします。
債権者からは厳しい事を言われるかもしれませんが、返済する意思を伝えて、月々無理のない範囲での返済計画を交渉しましょう。
収入やお金のない状態を具体的に伝えることがポイントです!
「本当にお金がない」と債権者に分かってもらえれば、厳しい返済を回避できます。
参考ページ:住宅ローン以外に借金がある方必見!ローン以外は任意整理で解決できる!
借金を自力で解決したいなら!してはいけない3つの事
自分で解決するとなると、これまでの生活や考え方も変えなくてはいけません。
二度と借金生活をしないためにも重要なことだから覚えておいてください。
借金を繰り返さないためにやってはいけない3か条
①収入以上に消費すること
これは基本中の基本。
使えるお金は収入以上はないのです。
収入に応じて支出額を収えないといけません。
カードローンでショッピングしているような人は、もうやめてください。
収入の範囲内が基本ですから、カードローンは利用してはいけません。
当たり前のことだけど、何よりも大事なことなのです。
②見栄をはること
最近でいうと、女子会などにいつも同じ服を着ていけないとかの理由で借金してまで洋服を買う女性がいますが、こういった見栄は終わりにしましょう。
人によく見られたい、思われたいという気持ちもわかりますが、無理してまで見栄をはって高級車に乗るようなことはやめてほしい。
見栄が原因でお金に困ってしまう例はよくあることです。
二度と借金したくないならもうやめましょう。
③ストレスをため込むこと
ストレスとお金。
関係なさそうに見えるけど、とても関係してきます。
ストレス解消のためにお金を使う事ってありませんか?
ショッピングしたり、温泉に行ったり・・・
ストレス解消法は人それぞれだと思いますが、ストレスを解消するためにお金を使うときって、普段より思い切って使ってしまう人が多いはず。
結果的に、「支出が増えてしまう」という傾向があります。
だから、ストレスはなるべく溜めないようにしておくべきなのです。
参考ページ:借金トラブルは自力で解決できる?〜弁護士の無料相談を活用して早期解決
自力での返済が難しいと感じたらすぐに方向転換〜弁護士を活用する
自分で解決するためのノウハウを紹介してきましたが、最後に一言だけアドバイスさせてください。
心理学的に、債務者が自分で借金を解決することは困難なことです!
本当は弁護士などの専門家に相談をして、手伝ってもらうのが一番。
少しでも不安な気持ちがあったり、雲行きが怪しくなってきたら、すぐに方向転換して専門家のサポートを受けてください。
一番やってはいけないことは、新たに借入れすること!
それを考えだした時というのは、もう自力での返済ができない状態になっているはずです。
新たな借入れをしてしまえば、また振り出しに戻って返済生活を永遠に続けることになります。
目の前のピンチを乗り切っても、全く意味はありません。
それはもう十分に分かっていると思うけど、絶対にやめましょう!
早急に弁護士などの無料相談を活用して、債務整理をしてもらうことがベストです。
参考ページ:借金問題を得意とする弁護士事務所の一覧