競売後に債務が残ったけど支払わなければならないのか?

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競売後の借金

競売後にも債務が残った場合

競売でも任意売却でも住宅ローン債務が残ってしまう場合があります。
そして、残った債務は支払わなければいけません。

それに、残った債務については、債権者次第で請求の対応が異なります。
法律的には残債務については一括請求も可能であり、分割返済については債権者の判断となります。

ですから、債権者に対して良い印象を残しておくのが賢明かと思います。
しかし、債権者も慈善事業ではありませんから、債権回収には必死です。

場合によっては、残債務を回収するために給料などを差押える事もしてきます。
ですが、相手もそこまで鬼ではないので、しっかりした返済計画などを提示する事で、分割返済に応じてくれる可能性は多くあります。

また、弁護士などに依頼する事で、分割弁済がより確実となり、交渉もスムーズとなります。

逆に、定年退職後や職探し期間中などでまったく返すあてがないような場合、回収ができないと判断されると残りのローン債務については不良債権として処理されるため、債務は無くなります。

しかし、このケースとなるのは、債務者に全く返済能力がない場合であり、何らかの所得や資産があれば難しいところでしょう。

さて、売却後の債務についても支払いの義務がある事を説明しましたが、問題なのは、いくら債務が残るかです。

というのも、残る債務額によって、どのような返済計画にするのか?それとも自己破産にするのか?
そこをよく考えなくてはいけません。
その後の人生で同じような繰り返しをしないで済むかどうかは、ここがポイントだと思います。

収入と支出を考える!売却後のローンを支払える能力があるか?

売却後、残った債務については支払いの義務があることを説明しましたね。

それを支払えるのかどうかについて、考えておく必要があります。

例えば、自宅を売却後、ローン債務が500万円残ってしまう場合です。

もし債権者から500万円を一括請求されたらどうでしょうか?
一括で返す事は極めて困難でしょう。

そこで、交渉してせめて分割での返済を提案します。

家を売却したくらいですから、債権者だってその辺の事情は分かっており、交渉に応じる可能性は大きいです。

そして、残っている債務にもよりますが、3年から5年という期間で返済するような提案であれば、受け入れてくれると思われます。

ですから、返済計画としては、5年なら月々8~9万円、3年なら月々13~14万円の返済計画となります。

因みに、この金額ってどう思われますか?

家を手放す前の住宅ローンの月々の支払いとさほど変わらないですよね?

なお、交渉によっては、月々5万円などの返済計画も可能とはなりますが、それでも月5万円の支出は大きいと思いませんか?
収入と支出を考えて、この返済計画に無理は無いですか?

また、支出を考える場合、家を手放すわけですから、新たな支出として家賃が加わるのを忘れないで下さい。

どうでしょうか?

収入と支出のバランスを考えた結果、無理が無ければ問題ありません!

しかし、少しでも無理があると感じるのであれば、違う方法を考える必要があります。

基本は無理のない範囲での返済計画を!!

それを無視すれば、滞納という同じ結果を招く事になります。

そこで、もし返済が厳しいと感じるのであれば、自己破産も考えなくてはいけません。
家まで手放して更に自己破産…
避けたい道なのかもしれませんが、自己破産も解決策の一つだと私は考えます。

やっと住宅ローンから解放されると思っていたのに、また無理して滞納者となるくらいなら、自己破産で債務をゼロにしたほうが、生活に余裕ができますし、気持ちも楽になると思います。

自己破産には抵抗があるという方も多いのですが、救済する制度として設けられているのですから、何ら悪い事ではありません。

まずは、収入や支出をきちんと整理して、残りのローンについて返済能力があるかないかを見極めて下さい。

また、弁護士はこのような案件を多く扱っています。

専門家に相談して判断してもらうのもいいでしょう!

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